輸送形態
夜間ダイヤ(大阪線・神姫線)
夜間のダイヤグラムは上図の通り。(平日下り19時台ダイヤの抜粋)
基本的には日中のダイヤを踏襲しており、特急・急行・準急・快速・普通の列車本数は変わっていない。大きく変わったところは、以下の3点である。
(1)阪岡甲特急の代わりに乙特急が運転されている(下りのみ)
(2)阪岡乙特急は日中の停車駅に加え、名谷にも停車(下りのみ)
(3)毎時2本、区間急行の運転が追加されている
変更点(1)及び(2)は大阪・神戸から神姫エリアの帰宅需要を狙い、特急に
ホームライナーの役割を持たせるための変更である。これは下りだけで実施されて
おり、上りでは実施されていない。変更点(3)は、神戸地区から阪神地域への
帰宅需要を担うとともに、阪神地域から神戸西部地区への帰宅向けの列車として運転
される。そのため、大阪梅田から明石まで、区間急行停車駅に対しての有効列車と
なっている。
さらに変更点(1)により、下り準急の一部特急待避駅が日中時間帯の高砂から
大塩に変更されている。また、変更点(3)により、日中時間帯に明石止まりで
あった快速・普通の一部が名谷止まりに変更され、名谷で後続の区間急行に接続する
ようになっている。