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　神戸三宮駅は、兵庫県神戸市中央区雲井通８丁目にある駅です。国道２号線直下に駅があり、地下１階がコンコース階、地下２階がホーム階です。ホーム階・コンコース階ともに、南隣には阪神電鉄神戸三宮駅があります。これは、神戸三宮駅開業時にはこの区間が阪神電鉄のグループ会社であり、阪神三宮駅と同一の駅であったためです。第二次世界大戦時に同一会社となったのち、戦後阪神と瀬戸急が分離してからは、コンコース・ホームとも、柵で仕切られました。そのため、現在でも阪神神戸三宮駅１番線ホームから瀬戸急神戸三宮駅ホームが見えます。

　本駅のトピックスは、２００７年～２０１３年にかけて行われた大規模改良工事です。これは阪神神戸三宮駅と同時期に、古くなった駅設備の改修・バリアフリー化を図ったものです。阪神神戸三宮駅はホームの形状を大きく変えるなどしましたが、瀬戸急側はホーム形状などはそのままとなっています。（開業当初から上記構内図の通り）　瀬戸急側の改良内容は、ミント神戸からさんちかへ繋がる地下通路開通に伴う東口改札新設、エレベーター設置、駅設備の改修です。この改良工事により、改札が東西２か所となったため、流動の分散化による混雑緩和及び災害時の避難経路を複数確保することができました。